ドラゴン・フォー 秘密の特殊捜査官/隠密

ドラゴン・フォー 秘密の特殊捜査官/隠密 2012

6.30

宋代末期の中国。偽金事件を捜査する首都警察に、皇帝直属の特務機関“神侯府”が協力することに。オオカミの血を引く剣の扱いにたける冷血、超能力が使える車いすの美女・無情ら神侯府の4人の秘密捜査官は、神侯府を率いる諸葛正我と共に捜査を開始。そして、事件の首謀者が豪商だと確信する。

2012

危いことなら銭になる

危いことなら銭になる 1962

6.60

紙幣印刷用のスカシ入り和紙十億八千万円相当が強奪され、運転手二人が殺されたという臨時ニュースに、拳銃の腕は無敵だがガラスの音に弱い“ガラスのジョー”こと近藤疑次は部屋を飛び出した。同じころ“週刊犯罪”の編集長・通称“計算機の啓"は、古いグラビアに載っている、贋金づくり日本一“坂本名人”の顔をにらんでいた。もうひとり、ニヤリと笑ってジムを飛び出したのは、通称“ブル健”こと芹沢健。三人の目的は、スカシ入りの紙を盗んだ連中に、贋幣の名人・坂本老人を高く売りこむことだ。肝心の坂本名人は、二日後に東南アジアから帰国予定。その日、羽田空港で顔を合わせたガラスのジョー、計算機の哲、ブル健の三人は顔なじみのためギョッとしたが、素知らぬ顔。ところがようやく姿を現した坂本名人は、ポーカーフェイスの秀、ビッグの修という二人の殺し屋に車で連れ去られてしまった。二人は、和紙輸送の運転手たちを殺した張本人だ。ジョーは秀の持っていた特殊拳銃を手がかりに、平和ビルの一室をつきとめた。だがそこには秋山とも子という若い美人がひとりだけ。彼女はパリ行の貯金をするために電話番のアルバイトをしている学生だった。そこにジョーの乗り込みを探知していた相手から電話がかかり、彼女もクビになってしまった。ジョーのせいで失職したと、どこまでもついてくるとも子に、さすがのジョーもがっくり。その頃、キャバレー・アカプルコの秘密の地下室では、坂本名人がせっせと銅版を掘っていた…。

1962