フリークス

フリークス 1932

7.80

『魔人ドラキュラ』でもベラ・ルゴシと組んだトッド・ブラウニング監督が、サーカスを舞台に裏切りと報復の世界を描いた1932年のホラーである。オルガ・バクラノヴァ演じる邪心のある空中ブランコ乗りの女性が、財産を目当てにサーカスの見世物である小人と結婚する。だがそれが、同じように「変わった」姿をしたサーカスの仲間たちに知られ、復讐される。

1932

歓びの毒牙

歓びの毒牙 1970

7.18

ローマに滞在する若き米人作家サム(T・ムサンテ)は、夜の画廊でナイフを手に揉み合う2人の人影を目撃する。サムの出現で現場から黒いコートの人物が逃走し、腹部に傷を負った美女モニカ(E・レンツィ)が残された。彼女は女性ばかりを狙う連続殺人鬼の新たな犠牲者になりかけたのだった。事件の参考人として警察に帰国を足止めされたサムは、作家特有の探求心から独自の調査を開始。殺人者につながる“水晶の羽を持つ鳥"という手掛かりをつかむが、事件は意外な展開を見せ始める・・・。

1970

炎上

炎上 1958

7.00

溝口吾一は父の親友が住職をつとめる驟閣寺に住み込むことになった。驟閣寺はこの世で最も美しいものと教え込まれた吾一だったが、やがて観光客が多数訪れるようになり、信仰の場ではなく単なる観光地に成り下がってしまうのを目の当たりにする。古谷大学に通うようになった吾一は戸苅という学生と知り合うが、戸苅は驟閣寺の美を批判し、住職の私生活を暴露した。

1958