サイコ 1960
伝説的ヒッチコック・スリラーにして全てのサイコ・サスペンスのルーツ。会社の金を横領した女が立ち寄ったベイツ・モーテル。そこには管理人の青年ノーマンと離れの一軒屋に住む年老いた“母”がいた。原作はロバート・ブロック。
伝説的ヒッチコック・スリラーにして全てのサイコ・サスペンスのルーツ。会社の金を横領した女が立ち寄ったベイツ・モーテル。そこには管理人の青年ノーマンと離れの一軒屋に住む年老いた“母”がいた。原作はロバート・ブロック。
イタリアン・ホラーの帝王、D・アルジェント監督の華麗なる殺人美学が全編に炸裂。日本では、「決してひとりでは見ないでください」という絶妙なキャッチフレーズで「サスペリア(1977)」が大ヒットした後、それに便乗して邦題が付けられ、劇場公開されたものの、実は内容的には無関係で、同作よりも前に作られた衝撃作。猟奇連続殺人の謎を、アルジェント監督ならではの華麗にしてショッキングな映像美満載で綴る。主演は「欲望」のD・ヘミングスと、アルジェント監督の公私にわたる良きパートナーだったD・ニコロディ。 ローマで開催された欧州超心理学会で、テレパシーの能力を持つ女性ヘルガが、壇上でその能力を披露している最中、彼女は何者かの殺意を感知し錯乱した。彼女は、かつて残忍な殺人を犯した人間が会場内にいると宣言する。その後、部屋に戻ったヘルガは何者かに惨殺される。偶然その場に駆け付け、殺害現場と容疑者を目撃したイギリス人ピアニストのマークは、女性記者のジェンナと事件の謎に挑むが、最後にたどり着いた真相は想像を絶するものだった。
ある日、カレン・スパージュという少女が殺される。両親の愛情をカレンに奪われていたと感じていた姉のアリスに疑いの目が向けられる中、黄色いレインコート姿のマスクを被った人物が人々を襲い始める。
心理学者の父親の実験材料にされたマークは、実験の末、狂気の淵に追いやられる。成長したマークは映画の撮影助手として働きながら、副業でエロティックな写真撮影を行っていた。やがて彼は女性の死の間際の表情を撮りたいと熱望するようになり…。