キーワード Miyamoto Musashi
宮本武蔵 1954
続宮本武蔵 一乗寺の決闘 1955
宮本武蔵 1961
慶長五年九月、関ヶ原の合戦で西軍豊臣方は惨敗に終った。作州宮本生れの郷士の伜、新免武蔵と本位田又八は野望を抱いて西軍に加わったが傷ついて、もぐさ家のお甲とその養女朱実に救われた。この母娘は戦場荒しを稼業とする盗賊だった。ある日、お甲の家を野武士辻風典馬の一隊が襲った。武蔵は典馬を殴殺し、又八は手下を追いちらした。そんな二人にお甲の誘惑の手がのびた。又八は許嫁お通を忘れお甲とともに姿を消した。宮本村に向った武蔵に、豊臣方残党詮議が厳しく、武蔵は人殺しを重ねつつ、故郷に向かった。武蔵召捕りのため姫路役人青木丹左衛門が村の七宝寺を本陣として采配を振っていた。その頃、お通のもとに又八からの縁切状が届いた。又八の母お杉婆と権六叔父は、又八の出奔を武蔵のせいにして武蔵を恨んでいた。七宝寺には沢庵坊主が居候していた。農繁期の盛りに百姓達は武蔵召捕りのためにかりだされた。みかねた沢庵はお通と二人で武蔵を生け捕りにしてきた。同じ捕るなら仏の慈悲という沢庵の言葉に武蔵は剣をすてた。だが、沢庵は境内の千年杉に武蔵を吊るしあげた。そして人間としての道を諄諄と武蔵に説いた。沢庵の大きな心を知らないお通は武蔵を哀れに思い、一夜、武蔵を助け共に宮本村をのがれた。武蔵は、囮として捕えられている姉を救出せんと日倉の牢に向ったが、姉は沢庵に救われていた。沢庵は武蔵を、姫路の白鷺城に連れていった。そして天守閣の開かずの間に武蔵を残し沢庵は去っていった。強いだけの武蔵に学問を習わせようというのだ。ここを暗黒蔵として住むのも、光明蔵として暮らすのも武蔵の心にある、という沢庵の言葉に、武蔵は学問にうちこんだ。この一室を母の胎内と思い生れ出る支度にかかろうと決心したのである。一方、お通は花田橋の竹細工屋喜助の店で武蔵が出てくるのを待つことになった。宮本村では、権六叔父を供に連れたお杉姿がお通成敗の悲願をかけて旅立った。
宮本武蔵 一乗寺の決斗 1964
洛北蓮台寺野で、名門京八流の宗家吉岡の御曹子清十郎の左肩を一撃のもとに打ち砕いた武蔵は、清十郎の弟伝七郎から仇敵とされ、吉岡道場門弟一同から居所を探られる破目となった。武蔵を探しているのは彼等ばかりではない。佐々木小次郎に追われる朱実、お杉婆ア、病床にふけるお通と、城太郎少年も武蔵の行方を追っていた。或る日、光悦にさそわれ遊廓扇屋に上る途中、伝七郎から果し状をつきつけられた。
宮本武蔵 般若坂の決斗 1962
宮本武蔵 巌流島の決斗 1965
剣を極め、幾多の敵を倒し、今また宿敵・佐々木小次郎の待つ巌流島へ。
宮本武蔵 1973
宮本武蔵 ―双剣に馳せる夢― 2009
真剣勝負 1971
武蔵-むさし- 2019
幼い時に、父の無二斎から徹底的にしごかれた武蔵。意を決して京の吉岡家に挑む。門前払いをくらうが、京の街中に高札を立て挑発。そのころ、京の愛宕山の山道では細川家の沢村大学が修験者として修行中の佐々木小次郎と出会う。 叔父の七左衛門の静止を聞かず、武蔵と戦うことにした吉岡家の長男の清十郎。所司代の板倉勝重、沢村大学の立合いのもと、武蔵と清十郎の試合が行われる。木剣で遠山の構えの清十郎に対して、左腕一本で上段に構える武蔵。肩を打ち砕かれる清十郎。七左衛門は次男の伝七郎を呼び寄せ、洛外蓮嶽寺跡で武蔵と試合を行うが、伝七郎は命を落とす。 ついに、吉岡家は清十郎の子、亦七郎を名目人し、武蔵との決闘をすることに。姉の吟に諭されるが、武蔵は決闘の地、一乗寺下り松へ。数十人の門弟にかこまれた亦七郎。幼子を斬るつもりはなかった武蔵ではあったが、一瞬、背後から斬りかかってくる影に反応し、刺してしまう。それは亦七郎であった。逃げては斬る、斬っては逃げるで、決闘は生き延びた武蔵。 幼子を殺してしまったことを悔やむ武蔵は、百姓家で過ごす。そこでの静かな生活で落ち着きを取り戻しつつあったが、鎖鎌の宍戸に百姓たちは殺される。戦う武蔵。前に進もうとすれば、まわりで人々が亡くなっていく。自我を失った武蔵。しかし、佐々木小次郎との戦いという大きな渦が待ちかまえていた。
宮本武蔵 二刀流開眼 1963
宮本武蔵 1944
巌流島 小次郎と武蔵 1992
Miyamoto Musashi 2014
Musashi Miyamoto left his village and ended up fighting in the battle of Sekigahara with his friend Matahachi, but Musashi Miyamoto lost Matahachi. He goes back to the village to inform Matahachi's family about what happened. At the village, he is persecuted by people there. Musashi Miyamoto becomes worn down physically and mentally. At this time, Soho Takuan appears in front of Musashi Miyamoto. He then rebuilds his life with his sword. Musashi begins to travel for warrior training. He meets many masters of the sword and grows as a person.