X-エックス- 劇場版

X-エックス- 劇場版
1999年《約束の日》、地球が壊れる…。ひとりの少年を巡って、地球と人類の《未来》をかけて死闘が始まろうとしていた。少年の名前は"神威"。地球の運命を握るもの。人類を滅ぼし、地球の自然を再生させようとする「地の龍」と、その破壊を結界によって阻止しようとする「天の龍」。この2つの勢力にとって、神威の存在は互いの勝利を得るために欠くべからざるものであった。そして、「地の龍」の"七人の御使い"と「天の龍」の"七つの封印"、それぞれの能力者たちも東京に集結していた。母の死をきっかけに、6年ぶりに東京に舞い戻った16歳の少年・司狼神威は、幼なじみの桃生小鳥とその兄・封真と再会した。それが"運命の物語"の始まりだった。皇居を中心に東京を守るべく仏手の形に路線を敷いた山手線、新宿高層ビルの巨大な結界石、不安定な地盤を支えるサンシャイン60。そして東京タワー。地球に穿たれた巨大な結界の楔である大都会・東京を舞台に、3人は壮大なる《運命》の戦いに巻き込まれて行くのだった。