フォルトゥナの瞳

フォルトゥナの瞳
幼少期に飛行機事故で両親を失った木山は、友人も恋人も作らず、自動車整備工の仕事に打ち込んできた青年。ある日、彼は自分が“死を目前にした人間が透けて見える”能力を持っていることを知る。望まぬ能力に苦悩する中、携帯電話を修理してもらおうとショップに寄った彼は店員の葵と出会う。明るく、自分に対して夢や希望を与えてくれる葵に木山は次第に惹かれていくが、街行く人々が次々と透けて見えてしまうようになる。