![内田康夫サスペンス 浅見光彦シリーズ (中村俊介版)](https://image.tmdb.org/t/p/w342/xi48vHLc76jDNoxTiJf3fnu16Nv.jpg)
ルポライターの浅見光彦(中村俊介)は「旅と歴史」の取材で三重県南部の志摩を訪れている。地元の阿児町役場に取材の協力を申し込むと、水産課の本橋係長(風間トオル)が快く引き受けてくれた。本橋によると、最盛期には1000人を超える海女がいたが、今はめっきり減り、平均年齢も50歳を超えている。だが、10年ぶりに若い海女が誕生し、本橋は喜んでいた。浅見は岩崎夏海(渋谷飛鳥)という若い海女を紹介してもらう。夏海の母も海女で、彼女が高校一年の時にアワビ採りをしている時に海で溺れて死んだという。夏海は浅見に友達の嘉代(黒川智花)を紹介する。浅見が海女漁の小舟、アマ舟にのせてもらい取材をしていると、真珠の養殖筏(いかだ)に何か漂流物が引っかかっているのを発見する。それは男性の水死体だった…。