麻生公子(大空眞弓)は夫の清隆(山口崇)、長女の幸(中村礼奈)、長男の弘(桑原崇)と3DKのマンションに住んでいた。
このたび漸く住宅ローンでマイホームを手に入れることが出来そうである。平凡ではあるが幸せな日々を過ごしていた。 ある日、突然清隆の母・静(赤木春恵)から電話がかかってきた。「空き巣に入られた!」と息も絶えだえの様相である。清隆と公子はさっそく静の家へ駆けつけた。知らせを聞いて静の長女の真壁伸子(山之内滋美)、次女の森本雅子(沢田雅美)も集まってきた。
母親を一人住いさせておくのは心配だ、という話になった。だが、誰が一緒に住むかという段になると、それぞれ勝手なことを主張して責任逃れをする始末。怒った静は「自殺してやる!」と言い出し、切羽詰って清隆が一緒に住むことになった。もともと姑と折合いの悪かった公子は猛反対するが、強引に丸めこまれてしまう。